お知らせ

歯科におけるセラミック治療について

2022.3.06

目次

こんにちは。

池袋、東池袋、サンシャイン60ビルの歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 池袋診療所」歯科医師 大橋です。

社会的なニーズとして、審美全般に対する関心は高まる一方です。

歯科においても例外ではなくセラミック治療に対する関心は高く、

今回はセラミック治療のメリット・デメリットについて話していこうと思います。

1.オールセラミックのメリット・デメリット

①メリット

・メタルフリーな治療のため、生体親和性が高い。(金属アレルギー等の心配がない。)

 

・二次虫歯が起こりにくい。

(金属よりも歯との接着性に優れ、隙間や段差が生じにくく、再治療になる心配が少ない。)

 

・歯茎の黒ずみの心配がない。

(メタルフリーによる、お口のなかでの金属の溶け出しがないため。)

 

・審美性が高い

(天然歯に似た色調と光透過性を有している。)

 

②デメリット

・欠けたり、割れたりすることがある。

(セラミックは陶材でできた材料であり、強い力がかかると割れることがあります。後述のe-maxやジルコニアは従来のセラミックより高い強度を有しており、割れる心配が少ないです。また歯ぎしりや食いしばりが強い場合、マウスピースの着用を推奨することがあります。)

 

・保険が効かない自費診療

 

その他セラミック治療をしても、その後必ず虫歯や歯周病にかからないということはありません。その後のセルフケア、メインテナンスが大切になってきます。

以下にはセラミック治療の一部種類を挙げていきます。

2.e-maxについて

高い強度と均一性を兼ね備えた二ケイ酸リチウムガラスという素材を主成分とした詰め物や被せ物です。

曲げ強度が400MPaで一般的な陶材の約4倍程度あり、加圧成型することにより、正確に歯にフィットすることができます。

また非常に透明感が高く、天然歯にも負けない綺麗な色調を再現することができます。

強度が高いうえに天然歯に近い摩耗性があるため、かみ合う歯にも優しいです。

3.ジルコニアについて

ジルコニウムを酸化させた物質(二酸化ジルコニウム ZrO2)で、かなりの高い強度を持ち、耐久性、耐食性、耐熱性にも非常に優れています。

その性質から、奥歯のセラミック治療に非常に適した材料と言えます。

また、前歯の治療でも用いられ審美性が極めて高い材料でもあります。

 

当院では法人内に技工所があり、セラミックの色調や形など高い要求にもお応えできる環境・体制を整えております。

そのため、経験豊富な歯科医師が在籍しています。

 

赤羽歯科池袋診療所は
サンシャイン60ビル8階にございます。
池袋駅東口から徒歩8分。
東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。

 

監修者情報

赤羽歯科 理事 副院長 歯科医師

大竹

日本口腔インプラント学会 専修医
日本顎咬合学会 認定医
一般社団法人インプラント再建歯学研究会 所属
厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
医療法人社団歯友会 インプラントセンター 管理責任者

2003年3月  国立新潟大学 歯学部 卒業
2003年5月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 勤務
2012年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 医局長就任
2013年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 副院長就任
2022年11月 医療法人社団歯友会 赤羽歯科 理事就任

一般的なむし歯からマイクロスコープを使用した根管治療、歯周病治療、インプラント、歯科矯正、セラミック治療と幅広い分野の治療に対応しています。治療を受けた方が長い間快適な生活を送れるよう一人一人に真摯に向き合い、丁寧な治療を行うことを心掛けています。 また、むし歯、歯周病を未然に防ぐ予防歯科にも力を入れていますので何かお困りのことがある方も、お気軽にご来院、お声がけください。