お知らせ
光学印象(口腔内スキャナー)を導入しました!:後編
2022.5.16
目次
こんにちは、池袋、東池袋、サンシャイン60の歯医者、
「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 池袋診療所」
歯科医師の、鈴木です。
今回のコラムは、前回に引き続き、光学印象についてのお話です。
前回のコラムをまだ読まれていない方は是非そちらからご覧ください。
デメリットはあるの?
メリットの多い光学印象ですが、スキャナー本体や、修復物を作成するための装置に対する初期投資が高価なため、日本全国全ての歯科医院で導入するには至っていません。
また、従来とは異なる技術の習得が必須かつ、今まさに進化している手法のため、歯科医師と技工士、双方の技術のアップデートが必須です。
どうしても、限られた歯科医院のみで実現できる手法となります。
当院では、最新の設備を導入し、日々技術をアップデートしております。
患者さんからは、「楽だった」「早かった」などと感想をいただいております。
どんな時に使えるの?
光学印象は令和4年1月現在、保険適用外の診療です。
当院では、インプラントの上部構造(歯の部分)を製作する際、光学印象をしています。
少し専門的な話になりますが、
光学印象は、カメラで写せる範囲のスキャンになる特性上、目に見えないところ、例えば歯茎の中で適合させるタイプの修復物(クラウン等)はスキャンの範囲外となります。
また、3Dデータを処理する際に、かぶせ物の縁の鋭い部分の形状が丸みを帯びて再現されてしまう為、再現性が低下します。(エッジロスといいます。)
インプラントの場合は、歯茎の中に入る部分が既製品の為、3Dデータが存在するので、歯茎表面と隣の歯のデータがスキャンできていれば精密に製作できます。
以上の理由から、当院ではインプラントの上部構造の製作時に光学印象をしています。
歯の無い部分の距離が長いとデータに歪みが出るため、インプラントの型取りでも、歯科医師の判断で従来通りの型取りを行わせていただく場合もあります。
インプラントの費用に型取りの費用も含まれておりますので、お気軽にご相談ください。
これからも、患者様により良い医療を提供したいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
赤羽歯科池袋診療所は
サンシャイン60ビル8階にございます。
池袋駅東口から徒歩8分。
東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。
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