お知らせ
歯がしみる!知覚過敏について
2023.3.09
目次
こんにちは。
池袋、東池袋、サンシャイン60ビルの歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 池袋診療所」歯科衛生士 久慈です。
今回は歯がしみる原因の「知覚過敏」について、お話させて頂きます。
知覚過敏って何?
知覚過敏は歯がしみる原因です。冷たい・熱い食べ物飲み物で感じるものや、歯磨き中の歯ブラシの刺激で感じるもの、甘い物・酸っぱいもので感じるもの、冷たい空気などと様々です。ほとんどは一時的な痛みで、時間が経てば治ります。経験ある方は多いのではないでしょうか。
知覚過敏はなぜ起きるの?
歯周病・加齢などで、歯茎部分が下がり、元々歯茎に覆われていた 歯の内側にある柔らかい象牙質が露出することで起こります。
その他にも、歯ブラシの強い圧などで、歯の表面のエナメル質が削れてしまい、つまりは歯がすり減り、象牙質が露出することで起きたりもします。その象牙質には象牙細管といって、管が通っている為、象牙質に触れた刺激(冷たいものなど)が管を伝って、内側の神経に伝わり、ズキっとした痛みとなって現れます。
その他に、歯ぎしりによって知覚過敏が現れることがあります。歯ぎしりも強いブラッシングと同様、エナメル質が摩耗し、内側の象牙質が露出する為、知覚過敏が現れることがあります。
歯がすり減ることで知覚過敏が発症することもあります。
知覚過敏を予防するには?
知覚過敏用の歯磨き粉を使うのもオススメです。
知覚過敏用の歯磨き粉には、薬用成分の硝酸カリウムが含まれており、刺激の伝わる象牙細管の入口を塞ぐ為、ズキっとした痛みを抑えることが出来ます。そちらの歯磨き粉を継続的に使用していただくことが大事です。
他にはうがいする際に冷水ではなく、なるべく常温の水で行うのも重要です。
あとは歯肉の進行が進んでしまうような不適切なブラッシングは避けましょう。
歯ブラシを歯に当てた時、毛先が折れないくらいの圧を意識し、大きくガリガリと動かすのではなく、細かく動かし続けることがとても大切です。力強く磨いてしまうと、歯を磨いてる感じがするかもしれませんが、毛先が折れてしまい歯の表面に当たらず、逆効果です。 なお、歯肉は柔らかい為、毛先で傷つけてしまいます。ブラッシング時に力が強い人は多いので、今一度、ご自身の歯磨き方を見直して見て下さい。
赤羽歯科池袋診療所ではブラッシング指導に力を入れています。歯ブラシの仕方で知覚過敏は予防できます。
歯科医院では、知覚過敏防止のため、知覚過敏を抑える薬があります。エナメル質の薄くなった部分にその薬を塗るといった対処法や、その部分にプラスチック(レジン)で埋めコーティングする方法などあります。
もし知覚過敏で悩んでいたら、ぜひ歯科医院にご相談ください。
赤羽歯科池袋診療所はサンシャイン60ビル8階にございます。池袋駅東口から徒歩8分。東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。
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