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歯科用CTについて

2024.9.14

目次

CTについて

こんにちは。

池袋、東池袋、サンシャイン60ビルの歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 池袋診療所」歯科衛生士 小栗です。

今回は歯科治療で有効なCTに関するお話です。

歯科用CTとは

歯科用CTとは医科で使用するCTとは異なり頭頸部のみを簡単に撮影できるように改良されたCT撮影装置です。
「CT」とはComputed Tomographyの略でコンピュータ断層撮影およびその装置のことです。撮影時の被曝量は医科の10分の1程度となっています。また横たわることなく座ったまま撮影可能なので気軽に撮影できます。準備から撮影まで約10分と短時間での撮影が可能なので患者さんにとっての負担も少ないです。

通常のレントゲンでは2次元的な画像しか得られませんが歯科用CTでは3次元的な画像が得られるだけではなく顎の骨の幅や深さ奥行きまで正確に把握できることから治療の精度が格段に上がります。

全国の歯科医院において歯科用CTを設置している医院はまだまだ少なく、大学病院や一部の歯科医院に限られており全体の約1%未満にとどまっているそうです。

当院では正確な診断が必要なインプラント治療、親知らずの抜歯、歯の根の治療、顎関節症、矯正治療などで使用しています。

インプラント治療

インプラントの術前診断時に骨の厚み、神経や血管の走行位置などを確認しインプラントが
埋入可能かどうか判断します。
それにより埋入するインプラントの長さや角度をあらかじめ決めることができるため、安全性、確実性と、治療の精度を格段に高めます。

親知らずの抜歯

親知らずの生えている位置によっては
顎関節や太い神経、血管が近くにあるため必要に応じて撮影を行っています。

歯と根の治療

レントゲンでは重なって確認できない、裏側にある隠れた根っこが見つけられたり、ヒビが入っている箇所なども見つけられます。
歯の根が複雑な形をしていても、いろいろな角度、断面から確認できるので正確に治療を進められます。

歯科治療におけるCT撮影

CT撮影によってこれまでのレントゲン撮影では得られなかった多くの情報が得られるようになり、精度の高い治療を進めていくことができるようになりました。また、治療計画を立てて治療説明を受ける際に平面のレントゲンで見るより、3次元のCTで見て説明を受ける方が理解しやすいです。

現代において歯科治療をするためには欠かせないものとなっています。

どのような場合に撮影が必要なのかのご質問や、撮影に関してご不安なことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

赤羽歯科池袋診療所は
サンシャイン60ビル8階にございます。
池袋駅東口から徒歩8分。
東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。

監修者情報

赤羽歯科 理事 副院長 歯科医師

大竹

日本口腔インプラント学会 専修医
日本顎咬合学会 認定医
一般社団法人インプラント再建歯学研究会 所属
厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
医療法人社団歯友会 インプラントセンター 管理責任者

2003年3月  国立新潟大学 歯学部 卒業
2003年5月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 勤務
2012年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 医局長就任
2013年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 副院長就任
2022年11月 医療法人社団歯友会 赤羽歯科 理事就任

一般的なむし歯からマイクロスコープを使用した根管治療、歯周病治療、インプラント、歯科矯正、セラミック治療と幅広い分野の治療に対応しています。治療を受けた方が長い間快適な生活を送れるよう一人一人に真摯に向き合い、丁寧な治療を行うことを心掛けています。 また、むし歯、歯周病を未然に防ぐ予防歯科にも力を入れていますので何かお困りのことがある方も、お気軽にご来院、お声がけください。