お知らせ

オーラルフレイルについて

2025.4.18

目次

こんにちは。

池袋、東池袋、サンシャイン60の歯医者、「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 池袋診療所」歯科衛生士 竹原です。

 

皆さん、オーラルフレイルという言葉耳にしたことはありますか?

今回はオーラルフレイルについて、お話させていただきます。

オーラルフレイルって何?

フレイルとは虚弱という意味で、高齢になって心身の活力(筋力・認知機能・社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。

そしてオーラルフレイルとは、食べ物を噛んだり飲み込んだり、話したりするためのお口の機能が衰えることで、早期の重要な老化のサインとされています。

 

・むせる、食べこぼす

・食欲がない、少ししか食べられない

・柔らかいものばかり食べる

・滑舌が悪い、舌が回らない

・お口が乾く、ニオイが気になる

・自分の歯が少ない、顎の力が弱い

 

などのこれらのささいな衰えが積み重なることでお口の機能が徐々に低下し、低栄養状態や全身の衰えなど心身の機能低下(フレイル)につながります。

 

また、「噛む機能が低下」することで「噛めない」に繋がり、噛めないため「柔らかいものを食べる」。柔らかいものを食べるため更に「嚙む機能が低下」するので、お口の機能の低下の悪循環が生まれます。

 

半年前と比べて堅いものが食べにくくなった、お茶や汁物でむせることがある、口の乾きが気になる、入れ歯を使用している、半年前と比べて外出が少なくなった、一日に二回以上歯を磨いていない、一年以上歯科を受診していないなど、これらのことが多く当てはまるほどオーラルフレイルの危険性が高いです。

 

オーラルフレイルを予防するには

①お口の健康を保ち、食事を楽しめる口腔内を保つ

②嚙み応えのあるものを食べる

③歯磨きをして、お口を清潔に保つ

④お口の体操をして、お口の機能を維持する

⑤バランスの良い食事をとる

⑥かかりつけの歯科医院で、定期的な歯科検診を受ける

 

 

オーラルフレイルの兆候は見逃がしやすく、気が付きにくいため早めの段階で対策を行うことが重要です。

 

いつまでもなんでもおいしく食べて元気に健康に過ごすためには、日々の取り組みが大切です。

皆さんもオーラルフレイル対策始めてみませんか?

 

 

オーラルフレイル予防には定期的な歯科の受診が必須です。是非定期検診にお越しください。

また、お口の機能低下などお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

赤羽歯科 池袋診療所はサンシャイン60ビル8階にございます。

池袋駅東口から徒歩8分。

東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。

監修者情報

赤羽歯科 理事 副院長 歯科医師

大竹

日本口腔インプラント学会 専修医
日本顎咬合学会 認定医
日本歯内療法学会 会員
一般社団法人インプラント再建歯学研究会 会員
厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
医療法人社団歯友会 インプラントセンター 管理責任者

2003年3月  国立新潟大学 歯学部 卒業
2003年5月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 勤務
2012年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 医局長就任
2013年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 副院長就任
2022年11月 医療法人社団歯友会 赤羽歯科 理事就任

一般的なむし歯からマイクロスコープを使用した根管治療(歯内療法)、歯周病治療、インプラント、歯科矯正、セラミック治療と幅広い分野の治療に対応しています。常に最先端の知識を習得し、治療を受けた方が長い間快適な生活を送れるよう一人一人に真摯に向き合い、丁寧な治療を行うことを心掛けています。 また、むし歯、歯周病を未然に防ぐ予防歯科にも力を入れていますので何かお困りのことがある方も、お気軽にご来院、お声がけください。