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歯科治療は新型コロナ感染リスクが高いの?

2020.6.01

目次

こんにちは。
池袋、東池袋の歯医者 赤羽歯科池袋診療所 医局長の島野です。
今後は歯科を身近に感じていただくためにブログを発信していきたいと思います。

今回のテーマは「歯科治療は新型コロナ感染リスクが高いの?」です。
政府による緊急事態宣言が解除されて1週間が経ちました。
当院においても感染拡大防止の観点から診療時間の短縮、徹底した感染予防対策を施してきました。
しかし、あるインターネットサイトでは、様々な業種のなかで歯科医師、歯科衛生士、歯科助手といった
歯科医療関係者が感染リスクランキングの最上位を占めるといった記事がアップデートされております。
これは歯科に対する偏見、差別、さらには歯科への受診抑制を招きかねません。

では、本当に歯科は他の業種に比べて感染リスクが高いのでしょうか?

答えはノーです。

根拠は以下の2つです。
1、歯科医院は従来よりスタンダードプリコーション(標準予防策)を実行していること。
2、これまで歯科治療において新型コロナウイルスの感染が認められていない。

スタンダードプリコーションとはアメリカ疾病予防管理センターCDCにより提唱されました。
これは感染症の有無に関わらず、すべての人の
1.血液
2.汗を除く全ての体液、分泌物、排泄物
3.傷のある皮膚
4.粘膜
を感染の可能性があるものとして、これらとの直接接触、及び付着した物との接触が予想される時に防護用具を用い、
自分自身を防御し同時に拡散を防止することを基本概念としています。
当院も例外なくこの標準予防策を講じております。

さらには日本歯科医師会も発信しているように、
歯科治療により新型コロナウイルスに感染された事例はありません。
このことは歯科医院が十分な感染対策を施していることが功を奏しているといっても過言ではありません。

以上より、歯科治療は新型コロナウイルスの感染リスクは高いわけではありません。
当院も、より徹底した感染予防策を講じております。
安心してご来院ください。

普段通院されている患者様から
「痛みがあったけど緊急事態宣言中だったから受診を我慢していた」
「緊急事態宣言中は受診してよいのか分からず自粛していた」
などの声も頂戴しております。
たしかに多くの方々が感染拡大防止のため長期の自粛生活をされており、様々な不安を抱えていらっしゃると思います。
しかし緊急事態宣言が解除された今、自己判断による過度な受診自粛はお口の健康を損なう恐れがあります。
今後の感染第2波襲来の懸念もあり、予断は許さない状況にはありますが、
ご自身の判断で歯科治療の中断、延期をせず、池袋、東池袋の歯医者 赤羽歯科池袋診療所にご相談ください。

赤羽歯科池袋診療所は
サンシャイン60ビル8階にございます。
池袋駅東口から徒歩8分。
東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。