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検診って大事なの?

2020.10.08

目次

こんにちは。
池袋 東池袋の歯医者赤羽歯科池袋診療所の歯科医師 鈴木 です。
本コラムでは、定期的な歯科検診が何故必要なのか、実際どんな事をしているのかを解説して行こうと思います。

定期検診は、基本的には痛みのない時に行う、
いわゆる予防歯科にあたる診療です。
現在、歯科治療の流れは世界的に見ても予防歯科が主流です。
何故、予防歯科が大切とされているのか。
痛いときだけ歯医者さんに行く、
それを繰り返していると、いずれ歯は無くなってしまうからです。

予防歯科 定期検診の考え方は、
痛みの原因や歯の喪失の原因になりうる要素を、症状が出る前に、
先回りしてケアして行く考え方です。
定期検診でチェックするポイントは、虫歯、軟組織(粘膜、舌)の病変、
お口の中の修復物の劣化、目に見える部分、または目に見えない歯茎の奥の汚れ、
かみ合わせのバランスの乱れ、と全体にわたってチェックしていきます。
レントゲンで骨の状態や根の先の状態を確認する場合もあります。

具体的にどのような事をするかと言うと、
まずは歯周病の進行具合や汚れのつき具合の検査、確認をします。
患者さんご自身のセルフケアに関してもお話を伺って、
より歯ブラシが上手に出来る様にお話をさせていただきます。
その後お口の中の歯石取りをしながら、
細かく異変がないかどうかチェックしていきます。
(お口の中の状況等によって歯石取りを2回に分けさせていただいております。)
歯科医師と歯科衛生士のダブルチェックにより、
小さな異変を見逃さないようにしております。

人によって様々ですが、患者さんのお口の中で起きる小さな異変は、
放置すると虫歯や歯周病を引き起こし、
歯の喪失のリスクが高まるとされています。
しかし、初期の虫歯や歯周病は自覚症状がほぼ無く、
自覚症状が出る頃には、
虫歯であれば深すぎて神経を取らなければならない、
歯周病であれば骨がなくなりすぎて歯を抜かなければならない、
といった状態になっている事が、臨床では数多く見られます。

そのような理由から、虫歯や歯周病といった病気に対してでは無く、
それらの病気を引き起こすリスクに対してアプローチをして行く
予防歯科 定期検診がより一層重要になるわけです。

治療が必要と判断した歯に関しましては、説明させていただいたのち、
患者さんにしっかりと納得していただいてから治療に入らせていただいておりますのでご安心ください。

大切なご自身の歯を守り、一生美味しく食事をしていく為には、
早期発見、早期治療が必要不可欠です。
定期的に検診をしていると、
お口の中の小さな異変を早期に発見しやすいというメリットがあります。
早期に治療できれば、必要最小限の処置で済みますので、
結果的にご自身の歯を守ることにつながります。

豊島区歯周病検診 (豊島区検診)、豊島区妊産婦歯科健康診査、企業様対象の検診も行っておりますので、
赤羽歯科池袋診療所までお電話にてご相談ください。

赤羽歯科池袋診療所は
サンシャイン60ビル8階にございます。
池袋駅東口から徒歩8分。
東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。

監修者情報

赤羽歯科 理事 副院長 歯科医師

大竹

日本口腔インプラント学会 専修医
日本顎咬合学会 認定医
一般社団法人インプラント再建歯学研究会 所属
厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
医療法人社団歯友会 インプラントセンター 管理責任者

2003年3月  国立新潟大学 歯学部 卒業
2003年5月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 勤務
2012年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 医局長就任
2013年4月  医療法人社団歯友会 赤羽歯科 池袋診療所 副院長就任
2022年11月 医療法人社団歯友会 赤羽歯科 理事就任

一般的なむし歯からマイクロスコープを使用した根管治療、歯周病治療、インプラント、歯科矯正、セラミック治療と幅広い分野の治療に対応しています。治療を受けた方が長い間快適な生活を送れるよう一人一人に真摯に向き合い、丁寧な治療を行うことを心掛けています。 また、むし歯、歯周病を未然に防ぐ予防歯科にも力を入れていますので何かお困りのことがある方も、お気軽にご来院、お声がけください。